Lingr for iPad リリース
こちらも、iPhone 版をユニバーサルバイナリ化したので、ダウンロードしなおす必要はなく、アップデートすれば ok です。
Lingr ユーザの方はぜひご利用ください。
Echofon for Mac 1.0 リリース
ぼくが開発している Twitter クライアント、Echofon for Mac の正式版がリリースされました。
http://echofon.com/twitter/mac/
以前から予告していた通り、今回のリリースから広告が入ります。広告なしのライセンスは $20 です。
メインウィンドウ
Twitter の性質上、デスクトップの片隅に長時間表示しておくことが多いので、メインウィンドウはできるかぎりコンパクトにデザインしました。
tweet を送信するには、画面下のテキストフィールドに入力して Return キーを押します。設定で Cmd+Return に変更することも可能です。
複数のアカウントを切り替えるには、左下のアバターアイコンをクリックするか、Cmd+↑/↓のショートカットキーを入力すれば ok です。アカウントの登録は、Preferences でおこなってください。
タイムラインでは、キーボードによる操作を行うことができます。カーソルがある tweet の左端には、三角のインディケータが表示されます。
j/k、↑/↓キーによるカーソル移動が基本で、r でリプライ、f で favorite など、さまざまな操作を行うことができます。その他のキーバインドについては、メインメニューの Tweet メニュー以下を参照してください。
Conversation ビュー
タイムライン上の吹き出しアイコンをクリックすると、Conversation ビューを開くことができます。
このビューのいいところは、関連する tweet をすべてたどって表示するところです。
ユーザプロフィール
タイムライン上のアバターアイコンやスクリーン名をクリックすると、ユーザプロフィールをドロワーで表示します。この画面では、ユーザタイムラインに加えて、following、followers、favorites を確認することができます。
さらに、自分のプロフィールを表示している場合には、retweet も表示できるようになっています。
便利なショートカットキーとして、Cmd+Shift+U で自分のプロフィールを表示、Cmd+Shift+F で自分の favorites を表示、といった機能もあります。
サーチタブ
サーチタブでは、Twitter のサーチ機能を利用することができます。
サーチキーワードを入力するテキストフィールド内の右端にある × ボタンをおすか、ESC キーを押すと、保存したサーチとトレンドを表示することができます。
キーワードハイライト
Preferences であらかじめ設定しておいたキーワードを含む tweet を、ハイライト表示できます。
ハイライトした位置は、スクロールバーに薄い水色のマーカーが入るので、すぐに位置を知ることができます。
デフォルトの空の状態では、自分のスクリーン名のみに反応するようになっています。
画像アップロード
画像をアップロードするには、画像ファイルをメインウィンドウにドロップするか、入力するテキストフィールドの右端にあるクリップボタンをクリックして、Add Image を選びます。
この状態で tweet を送信すると、Twitpic に画像をアップロードして、その URL を末尾に追加します。
同じように、クリップメニューから Add Screen Shot を選ぶと、選択した領域のスクリーンショットを撮って、アップロードすることもできます。
他にも、URL を短縮したり、Safari で開いているページの情報を貼りつけたり、iTunes でプレイしている曲の情報を入力することも可能です。
位置情報プレビュー
タイムラインにあるピンボタンをクリックすると、tweet の位置情報を表示する表示することができます。
マップをブラウザで開くには、左下の Google アイコンをクリックすれば ok です。
ライセンスについて
ライセンスを買わなくても、広告を表示したまま使い続けることは可能です。
広告なしのライセンスは $20 で、以下から購入できます。
http://www.echofon.com/twitter/mac/
購入手続きに利用する Google Checkout で注意点が一つだけあります。
日本語で名前や住所を入力すると、「その地域には配送できません」というエラーが出ることがあるので、名前や住所はすべてアルファベットで入力してください。
LimeChat for Mac 2.0 リリース
http://limechat.net/mac/ja.html
OSX 10.6.3 のアップデート後、頻繁にクラッシュするようになったので、RubyCocoa をあきらめ、Objective-C のみで全面的に書き換えました。
原因は、ruby インタプリタが更新されたことにより、RubyCocoa の GC のバグが顕在化しやすくなったためです。有効な回避策が見つからず、最終手段をとることになりました。
早急にクラッシュへの対策を行うことを優先したので、自動オペレータ機能は未実装になっていますが、今後実装を進めていく予定です。
なお、最初は MacRuby への移行を考えていたのですが、現在の MacRuby の trunk は、日本語などの input source との相性が悪く、10.7 まで直る見込みはないとのことなので断念しました。
やはり、安定したプロダクトを作るためには、OS がサポートしている言語やフレームワークを直接使ったほうがいいですね。
LimeChat 2.37 リリース
- チャンネルのモードの初期化が完了するまで、オペレータ権限を回復しないようにした。
- Wide のサーバを irc.ircnet.ne.jp に読み替えるようにした。